2007年6月8日金曜日

住宅火災で母子2人死亡 東京・調布

7日午後11時55分ごろ、東京都調布市国領町1丁目の会社役員小林卓哉(たかや)さん(50)方から出火、木造2階建て約160平方メートルが全 焼した。小林さんの妻で団体職員の久美子さん(48)と、次女で私立小学校2年生の佑(ゆう)さん(7)が病院に運ばれたが間もなく死亡した。長女 (21)は顔にやけどをし、小林さんの母親は逃げて無事だった。

写真火事現場を懐中電灯で照らして調べる消防士ら=8日午前2時59分、東京都調布市国領町で

 調布署と東京消防庁の調べでは、小林さんは6人暮らし。小林さんは帰宅途中で、次男は外出中だった。「台所から火が出ているのが見える」という119番通報が長女からあったという。

 現場は京王線国領駅と布田駅の間の住宅街。近くに住む男性によると、サイレンの音がし、外に出ると室内から火が出ていた。家の脇のフェンスに友人とよじ登り、2階の外壁をたたいて声をかけたという。

 近所の別の男性(62)は「家からはいつも佑ちゃんのピアノが聞こえ、あいさつを欠かさない明るい子だった。家族の仲もよく、いつも一緒だったのに……」と声を落とした。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

佑ちゃんはすごく良い子でした。