2007年6月6日水曜日

皇太子さま十二指腸のポリープを手術

皇太子さまは6日午前、入院先の東大病院(東京都文京区)で、十二指腸にできたポリープを切除する手術を受けられた。

 内視鏡を使った切除自体は30分程度で終わる予定で、術後処置をして病室に戻る。約1週間入院し、その後も住まいの東宮御所で1週間程度静養する。

 ポリープは良性の腺腫(せんしゅ)だが、十二指腸にできるのは珍しい上、比較的大きいため、将来、悪性に進行しないよう切除することにした。

 胃や大腸は「漿膜(しょうまく)」と呼ばれる膜で覆われているのに対し、十二指腸には膜がなく、手術から時間がたっても出血する可能性があるため慎重な経過観察が必要という。

 雅子さまが午前9時すぎに病院を訪れた後、皇太子さまは同9時50分、特別病室から手術室に入った。

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